希少な国産にんにくの芽でつくる回鍋肉
2020.4.20
私は今まで、店頭で『国産のにんにくの芽』を見かけたことがありません。それだけ希少なものなのですね。
今年は主人が『自然栽培にんにく』づくりに取り組んでいるので、私は初の国産にんにくの芽を頂いていますよ。
調べてみるとその栄養価にびっくりしました。にんにくほど臭みは無くいい事だらけです。
見つけたらぜひ食してみてくださいね。
にんにくでは摂取できないビタミンAが含まれ、カロテンと食物繊維も豊富に含まれ、さらには下処理もいらないので重宝します。
ここではご飯のおかずにぴったりな回鍋肉(ホイコーロー)を紹介します。肉の代わりに厚揚げや油揚げ、野菜のみでも美味しいです!
手作りの自家製だれは冷蔵庫に常備しておくと、手軽に炒めものが楽しめますよ!
忙しい時には香味野菜のみじん切り等の必要不可欠な工程が減るだけでもとてもありがたいなと思えてしまいます。
(材料)4人分
*春きゃべつ・・・半分
*にんにくの芽・・・1束(100g程度)
*ピーマン・・・2個
*豚バラ肉・・・200g
A*料理酒・・・大さじ1/2
A*塩コショウ・・・適量
A*片栗粉・・・大さじ1
※*自家製だれ・・・大さじ3(下記参照)
(作り方)
①豚バラ肉にAの下味をし、よくもみこんで5分おく
②春キャベツ、ピーマンは食べやすい4cmほどにざく切りにする。にんにくの芽は4.5cmに切る
③フライパンに米油を熱し①を炒め、肉の色が変わったら②を加えさっと炒める
④自家製だれ大さじ3〜(好みで調整)を加え全体を混ぜ合わせ完成

*自家製だれの作り方・冷蔵庫で1ヶ月保存可能
(材料)
A*味噌・・・300g(赤味噌が好ましい)
A*本みりん・・・300g
A*しょうゆ・・・80g
A*きび砂糖・・・80g(またはてんさい糖)
B*ごま油・・・30g
B*しょうが・・・30g(すりおろし)
(下準備)
・保存瓶を煮沸消毒し、水気をきっておく
(作り方)
①鍋にAの材料を入れ、焦げ付かないように混ぜながら中火〜弱火で15分〜ほど加熱する
②Bを①に加え弱火で加熱し、全体がなじんだら完成。下のように木べらで鍋底が見えるまで気長に加熱する熱いうちに保存瓶に入れ、熱が取れたら冷蔵庫で保管する。


醤油麹テリヤキソース
2020.4.3
醤油麹の活用をされていますか?旨味成分とグルタミン酸(昆布だしの成分)たっぷりの醤油麹は、常備したい調味料の1つです。
生きた本醸造のしょうゆも代表的な発酵食品です。何気ない普段使いの調味料はしっかりと本物を選ぶことで、普段の食事に何気なく発酵食品を取り入れることができます。
テリヤキソースは通常、醤油、酒、みりん、砂糖を煮詰めて作るものですが、
醤油麹と煮切りみりん(アルコールを飛ばしたみりん)の2つで照り焼き風味のソースが簡単に作れます!
今回は、卵やパン粉などのつなぎなしの具たくさんの「ミートローフ」にたっぷりとかけてみました!鶏の照焼や豆腐ハンバーグもとっても美味しいですよ!
ごはんどろぼうとはこのことです!ぜひ作って冷蔵庫に常備してください!砂糖を使わずに、調味料が作れるのは嬉しいですね。
ごまを加え、香りよい「たれ」として、みたらし団子や大学芋の「あん」としてデザートにもなり、酢と油をお好みで加え「ドレッシング」として使うのもおすすめです!
(材料)
*醤油麹・・・大さじ8(添加物の入っていない本醸造の醤油を使ったもの)
*煮きりみりん・・・大さじ4
(作り方)
①みりんを鍋にかけ、アルコールを飛ばし冷ましておく
②醤油麹と煮切りみりんを混ぜ合わせる。
※冷蔵庫で2週間保存可能
※好みでミキサーに掛け、米麹の粒をなめらかにしてもよい
醤油麹の作り方(作りやすい分量)
*米麹・・・200g
*本醸造の醤油・・・200ml
①清潔な容器に米麹を入れ、醤油を注ぎ入れ、全体をよくかき混ぜる。米麹が醤油から出てしまうようだったら、浸るぐらいのしょうゆを足す
②常温で保存し、毎日ふたをあけて水気のついていない清潔なヘラ等で全体をかき混ぜる。米麹がやわらかくなったら出来上がり
※出来上がりの時期は季節にもよるが、夏は1週間、冬場は1ヶ月程度かかることもある
※完成後は冷蔵庫で保存。清潔なスプーンを使用した状態で3ヶ月もつ
※米麹の発酵には空気が必要なので、忘れずにふたをあけ空気を入れる

